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毎日つかう枕を洗いたい!洗濯方法と汚れ予防方法

2021.1.28

毎日つかう枕を洗いたい!洗濯方法と汚れ予防方法

ミソシル編集部

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第2のお母さんとなって、育児や家事をサポートする”おせっかいな”ご家庭サポート「東京かあさん」によるWEBメディア『ミソシル』は、働く女性や子育て中のママたちに役立つ情報やニュースをお届けします。

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毎晩、寝ている私たちの頭を支えてくれている枕。毎晩使うアイテムだから、カバーを洗ったり、本体もたまに干したりケアをしているけれど、丸ごと洗えたらいいのにと感じている人も多いでしょう。今回は、自宅でできる枕のお手入れ方法や、洗濯の方法をご紹介していきます。枕の洗濯に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

枕はカバーを洗濯するだけで良い?

枕の汚れの主なものは、皮脂汚れや唾液などがしみ込み黄ばみです。カバーをかけていても、本体まで汚れが浸透し蓄積されてしまい、嫌な臭いの原因になってしまうこともあります。

またダニや雑菌が枕に繁殖して、肌荒れなどを引き起こす可能性も。枕カバーを洗濯しているだけでは、枕のお手入れとして充分とは言えないのです。

自宅で洗濯ができる枕の素材は?

どんな枕でも自宅で洗濯できるのかというと、そうではありません。基本的に、ポリエステル綿やビーズなどのプラスチック製の素材は自宅での洗濯が可能となっています。

反対に羽毛やウレタン素材、低反発素材などの枕は、水洗い不可なので自宅での洗濯はできないものが多いです。洗えるものと洗えないものとに分かれる、ビーズなどの素材もあるので、枕を洗濯する際は水洗いができるかをきちんとチェックしましょう。

枕を自宅で洗濯する方法

枕の洗濯方法は、洗濯機で洗う・手洗いの2つです。洗濯機に入る大きさの枕であれば、カバーを外してそのまま洗濯機で丸洗いしても問題ありません。

<洗える枕か確認>

まずは、枕についているタグの洗濯表示を確認しましょう。水洗い不可のマークがついている場合は、洗濯機も手洗いもNGです。

枕の洗濯法①■洗濯機で洗う

1.枕を洗濯ネットに入れてから洗濯機に入れる。

2.「ドライ」「手洗い」など、デリケートな素材のものを洗うコースを洗濯。洗剤は、洗濯用の中性洗剤を入れて洗濯機を回します。洗剤を入れる際は洗い残りにならないよう、枕に直接かからないようにして入れるのがポイントです。

3.脱水が終わった後の枕は、中身が偏って形が変わっていることもあります。洗濯が終わったらまずはパンパンと叩いて、中身のズレや形を整えましょう

4.最後に天日干しをして枕の洗濯は終了です。ただし枕はふっくらとした厚みがあるので、しっかりと乾かさないと内部にカビなどが生える原因になることも。1~2日間しっかりと乾燥させてから使用してください。

 

枕の洗濯法①■手洗いで洗う

洗濯機に入らない大きさの枕を自宅で洗濯したい場合は、手洗いを選びましょう。

1.カバーを外して枕を手洗いするためのシンク、浴槽を準備しましょう。

2.たっぷりのお湯を溜めます。その中に洗濯用の中性洗剤を入れ、枕をお湯の中でしっかりともみ洗いしてください。

3.洗い終わったら、水を流しながら泡をすすぎます。キレイな水でしっかりと洗い流し、枕の中に泡が残らないように念入りにすすぐようにしてください。

4.もみ洗いで偏った中身を均一に整えたら、直射日光が当たらないように陰干しをして終了です。洗濯機で洗った際と同様に、しっかりと乾燥させてから使うようにしましょう。

枕をコインランドリーで洗濯するのはOK

洗濯表示が水洗い可となっている枕であれば、基本的にコインランドリーで洗っても問題はありません

ただし乾燥までかけられるかどうかは、乾燥の洗濯表示もしっかりと確認しましょう。乾燥の表示が丸の中に点が二つ並んだ表示になっていれば、高温乾燥OKという意味なので、コインランドリーで乾燥まで掛けられます。

反対に丸の中の点が一つの場合は、低音乾燥対応という意味なので、コインランドリーの乾燥機には不向きと言えます。

また洗濯表示がない場合でも、「タンブル乾燥禁止」などの表示がある場合は、コインランドリーの乾燥機は使えません。乾燥器を使用しても乾ききらない場合は、自宅でさらに追加干しするようにして、完全に乾燥してから使用するようにしましょう。

洗濯できない枕はどうする?

洗濯ができない枕のお手入れは、陰干しをするのがおすすめです。陰干しをすることで湿気を軽減したり、カビの繁殖を抑えたりといったケアができます。まくらを干すためのハンガーなどもあるので、上手に活用しましょう。

枕の洗濯頻度を少なくするための予防方法

枕の洗濯は半年に1度程度が目安と言われていますが、半年に一度では少ないと感じる方も多いはずです。でも乾燥に時間がかかる枕の洗濯は、手軽にできるものではありません。

そこでおすすめなのが、枕そのものの汚れを予防するテクニックです。例えば、枕カバーを厚手のものに変えれば、薄い枕カバーよりも唾液や皮脂などの汚れから枕を守ってくれます。

また枕カバーをこまめに変えることも、汚れを予防する方法の一つです。枕カバーの予備は多めに用意しておきましょう。

時間に余裕があるときには、枕を陰干しするのもおすすめ。陰干しをするだけでも湿気などのケアに繋がるので、枕の汚れ予防になりますよ。

この記事のここがミソ!

・ポリエステル綿やビーズ素材など、洗濯できる素材の枕もある

・乾かすのに時間がかかるので、あまり頻度は高くできない

・枕カバーを頻繁に変えるなど、汚れ予防を並行するのがおすすめ。

枕を洗濯するのは難しいと感じていた方も、正しい洗濯方法を知れば意外とお手入れは簡単に行えます。日頃の汚れ防止テクニックと枕の洗濯を上手に併用して、自分だけでなく家族の睡眠環境もしっかりと整えましょう。

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